2.2 枝電流解析法
 キルヒホッフの法則を適用し、回路方程式を解いていきます。
枝電流解析法
 上図の閉路l1,l2,l3に対してそれぞれキルヒホッフの電圧則、オームの法則を適用すると、
 R1i1+R4i4=E1
 R2i2+R5i5=E2
 R3i3-R4i4+R5i5=0
 次に、節点a,bを独立な節点に選び、キルヒホッフの電流則を適用すると、
 i1-i3-i4=0
 i2+i3-i5=0
 以上のように方程式を立てれば、全ての枝電流が求まります。

 なお、以上が基本的な回路解析法となりますが、次節、次々節で述べる方法のほうが未知数が少なく、方程式導出の手順が単純なので、そちらがよく用いられます。
<<2.1 キルヒホッフの法則2.3 閉路解析法>>
inserted by FC2 system